Thursday, May 05, 2011

伊達家のおたまや

伊達正宗の位牌のあるお寺を紹介しましたが、普通は菩提寺と呼ぶと思うのですが、そのようには呼ばれていないようで少し不思議でした。お寺は山の入り口に、その奥にお墓自体があります。とても立派な杉林の中にあり、空気が澄んでいて、気持ちよかったです。

タクシーが入れるそばにある看板です。瑞鳳殿という名称のようですが、地名は「おたまや」という地名でした。


タクシーを降りて、お寺の位置からお墓のあるところまで、こんな感じの参道が。

石段もきれいになっていて、とても趣があります。

上から見るとこんな感じで、墓参にきた当時の様子が目に浮かぶようです。


道は途中で左右に分かれていて、こちらは瑞鳳殿の方向に。まだまだ、坂道が続きます。

こちらはどこに繋がるのかと思いましたが、反対側にあります。1周するとこちらから降りてくることがわかりました。


入館料を払って、まずは最初の門があります。とてもきれいに装飾されていて、びっくりします。戦災にあって、立て直されたとのことで、戦災前は赤が主体となった門だったようです。どうして変えたのかな?と疑問に思いました。


装飾があまりにもきれいなので、いろいろなところを。宮大工さんなどからするとこの場所にも名称があるのでしょうが、ちょっとわかりません。でも、黒に赤と青がとても映えています。


正面のサイドのところの装飾もきれいです。隅々まで、緻密に装飾がされています。


ここが正宗の眠る墓の最初の門です。この奥にもう一つ門があり、その奥にお墓が。


こちらがお墓になります。上杉家の菩提寺も見にいきましたが、そちらは石のお墓で、この感じは日光を思わせませんか。


お墓の建物の正面です。この奥に墓石があるのかもしれませんが、すごいですね。とても鮮やか。

装飾は建物の周囲を覆っていて、きれいです。


正宗の他にも、一族のお墓があるのですが、そちらは震災のためにみることができませんでした。

遠目ですが、こちらも同様にされているのかもしれませんが、拝見できなかったのが残念です。


こちらの場所の周囲はご覧のように、とても背丈の高い杉の木に覆われていて、なかなかお目にはかかれません。それも、こんな町中で。さすが杜の都仙台です。

とても整備された木々豊かな地に伊達政宗、伊達家は眠っているようです。お墓と言うことよりも、自然が一杯でリフレッシュできる場所だと思います。

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