高山風ジャガイモ料理

子供の頃から親父の実家（高山）でよく出てくる料理に小さなジャガイモの煮転がしがあります。ずっと自分でも作れる様になりたいと思っていました。

このジャガイモ料理は、小さなジャガイモを皮付きのまま煮る料理です。このため、小さなジャガイモがないとできないのです。高山の朝市やスーパーにはこの小さなジャガイモが置いてあります。先日近所の八百屋で、鹿児島の新じゃがの小さなものだけを一袋で売っていたので、これはと思って買ってみました。

調理方法は、去年高山に行った時に朝市のおばさんに作り方を聞いたので、これを頼りに。小さなジャガイモが浸かる位の水で茹でて、水がなくなったら、味付けをして煮詰める。

味付けは、醤油、ミリン、少量の砂糖と塩。煮汁がなくなるまで煮込んで、煮汁を絡めるようにして、できあがりです。本当はもう少し皮がしなしなになるのですが、最初の茹で方が足りなかったのかもしれません。他の作り方があるかもしれないので、また、聞いてみようと思います。ただ、味はちょっとしょっぱい感じがありますが、芋自体に味がないのではじめてにしては美味しくできました。最初に茹でるときに塩をして茹でると聞いたようにも思います。少し夢に近づきました。